ゆるりゆらりと寛ぎながら、シャキッとやる気もばっちりと。…そのような“ゆる気”を育み、機嫌良く暮らしたいと思う イン・ルーチェのブログです。  …どうぞごゆるりと…。


by inluce

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皁色

DIC N-959
  〜日本の伝統色シリーズより〜

皁色(くりいろ)

65, 57, 55
433634
3.0YR 2.4/1.0
C72, M79, Y86, K41
黄みの黒

カラーグループ………ディープさんです。

★memo★
先日、生まれて初めて自分の頭皮&頭髪の毛根というものを見ました。マイクロスコープを通して見えたものは、、、ヒジキの親戚のような物体でした。なるほど「ひじき(海草類)が髪の毛に良い」との説にも納得です。

さすがに「ひじき色」などという色名はないだろうなぁ…とパラパラしながら見つけたのがこの色。茶がかった黒ですから、「くり色の髪」などと形容されることもありますよね。


“黒土の色“を示す「皁色」ですが、 「皁」は“どんぐり”を意味する漢字です。「くり」と入力しても変換されませんが、「ソウ」と入力すれば探し出すことができます。ちなみに「栗色」という色名もあります。「皁色」に比べると、もう少し赤みが強い茶色ですが、こちらもディープさんです。

ディープさんにはウォーム系のダークトーンが多く含まれます。そのため、同じウォーム系のライトトーンであるブライトさんが、コーディネートの“締め色:茶”としてディープさんを取り入れるケースも多いと思います。

取り合わせる色にもよりますが、個人的には「皁色」までダークな茶になってしまうと、せっかくのブライトさんのクリアな色感が損なわれるように思います。もう少し明るめのダークブラウン(変な日本語ですが)辺りに、留める方がよさそうです。

本日は…
by inluce | 2012-08-30 12:37

石竹色

DIC N-707
  〜日本の伝統色シリーズより〜

石竹色

232,170, 173
FBABAF
2.1R 7.7/7.2
C0, M44, Y24, K0
うすい赤

カラーグループ………ブライトさん。

★memo★
上棟式で振る舞われたお餅をコナフキンが持ち帰りました。そのお餅にちなんでセレクトを。
お餅そのものは、N-707よりもう少し薄い色をしていたので、N-705あたりでもよかったのですが、N-705は『ベビーピンク』。紅白のお餅ですからね、やっぱり和名がよくって『石竹色』をチョイスしました。紙面よりも画面の方が近いかな。最も条件等色ですから、何ともいえませんが^^;

語源はナデシコ科の石竹の花の色からきているそうです。

着る、着ないは別として、やはりおめでたい、ほんわかとした温かい気持ちにさせてくれる色ですよね。

このような“若い”色は、カジュアルに着こなすのがお薦めです。カットソーでもいいのですが、冬場のタートルなどで。ボトムスには少しキリッ(あるいはシャキッ、もしくはスッキリ)としたパンツを合わせて。甘辛の味加減にさえ整えれば、いくつになっても楽しむことのできる色です。男性にもお勧め!

本日は………
by inluce | 2012-08-25 15:48

玉緑

DIC C-193
  〜中国の伝統色シリーズより〜

玉緑(ユー リュー)

167, 218, 191
8DDBBF
8.8G 8.1/5.3
C43, M0 Y33, K0
うすい青みの緑

カラーグループ……ソフトさん。

★memo★
前回チラリと触れたソフトさんのペールグリーンです。英名では「Jade Green」、翡翠に見られる緑です。そもそもは、庭の訪問者(?)の模様を見ながら「ソフトさんだなぁ…」と思ったことがきっかけです。

配色の可能性は無限でしょうが、少しドレープ感のある素材ならば、ローズやシルバーグレーなどとのコンビネーションは、 女性ならではの艶やかさと、すっきりとした清涼感がほどよくミックスされる感じがして、 飽きもせずに大好きな取り合わせです。グレーのパンツスーツのインナーやスカーフなどに用いても、ブルーよりもカチコチしなくて柔らかさがでるように思います。


前回も書きましたが、緑・Greenは、ファッションシーンでは意外にも使用頻度の低い色ですから、反って印象的に映るようです。グリーン好きの方は、是非ワードローブのキーカラーとされてみてはいかがですか?

かくいう私も、「よくグリーンを着ている」という印象を持たれることが多いようです。割合からすれば、「よく」とはならないのでしょうが、前述のようないきさつから、印象に残りやすいのだろうと理解しています。

画面では、それほど青みを感じることはなく、むしろ浅黄に近い色のようにも思われますが、まぁ、何となくこんな感じというあたりでご容赦くださいませ。

この蝶々さんではないのですが、以前にプランターで羽化の瞬間を見ました。昆虫などへの興味が薄い幼少期を過ごしていたので、初めての体験です。すぐには飛び立つことをしないのですね。たまたまビュンビュンの強風だったのですが、葉っぱに必死にしがみついているかのようでした。

そして、そのバタフライ模様の美しさに感動したことを覚えています。それまでテキスタイルなどのバタフライ模様は、正直あまり好むところではなかったのですが、「この美しさを留めようとしたのだろうなぁ…」と、思ったりしたものです。

本日は…
by inluce | 2012-08-21 14:41

『理想』

理想:ideal

理想的な“理想”は、現実という大地に根ざしています。


「理想」とは面白いもので、私たちを麗しく磨き上げる(つまりは成長)牽引になるかと思えば、スモーキーな混濁の渦(つまりはストレス)に陥れることもします。この分かれ道は「現実」との関わり方にあるようです。現実にしっかりと根ざせば、理想は見上げる頂のようなものです。一方で、現実に根ざさない場合、理想に自分をジャックされてしまいます。そうなると、現実は見下げる世界として映し出されます。


否定からは何も創造できません。しっかりと現実という大地に根ざして理想を見上げるときに、「理想」は私たちにとって、歩み続けるモチベーションとなるのです。
「理想と現実」。私たちを困惑させる原因の多くが、この理想と現実とのギャップに因ります。グリーンのバイブレーションは、このギャップに“見晴らしの良さ”を与えることをサポートしてくれるでしょう。

本日は…
by inluce | 2012-08-21 11:01

Reseda

DIC-F226
  〜フランスの伝統色シリーズより〜

Reseda(レセダ)
もくせい草の色

208, 222, 153
CBDF97
5.9GY 8.6/5.0
C21, M0, Y51, K0
うすい黄緑

カラーグループ……紙面:ブライトさん / 画面:ソフトさん

★memo★
Jewel LotusのKさんから「きっとお好きだと思いまして…」とピスタチオのメレンゲをいただきました。ズバリ!のストライクゾーン、ピスタチオは味も色も大好きです。品名を見ますと「ムラング・ピスタッシュ」とあります。こうなるとやはりスタート「F」のシリーズからセレクトしたくなります。

今回は画面の方が、近似です。ソフトさんとしましたが、形や素材によってブライトさんもOKです。反対も然りで、紙面はブライトさんよりですが、形や素材によってソフトさんでもOKです。

一般的なパーソナルカラーのスウォッチは、どうしても他グループとの差異を強調するために、分かりやすい色がセレクトされています。そのためブライトさんの緑となると、しっかりと黄緑を感じるものが多いのですが、黄みをそれほど感じないライト・グリーンもアリなのです。清涼感の高いカラーリングになりますので、今のシーズンにもお薦めです。

一方で、クール系の方は、グリーンに対して苦手意識を持たれている方が少なくありません。これは、日本のファッションシーンにおける緑の慣用色が、GY(黄緑)付近に集中しているためです。このため、“顔映りのよい緑”に出会う機会が、ウォームさんに比べると、少なかったというわけです。

クールさんにお薦めのライト・グリーンとなると、やはりミント・グリーンです。そう、ミントアイスのあの薄い緑です。探してみると、意外に見つけやすい色ですから、機会があったら、是非袖を通してみてくださいね。

では今日のおやつは、この「ムラング・ピスタッシュ」をエンジョイしたいと思います^^

本日は…
by inluce | 2012-08-17 10:39

Fuchsia bleu

DIC-F123
  〜フランスの伝統色シリーズより〜

Fuchsia bleu(フゥクシャ・ブルー)

171, 53, 172
C631B1
0.1RP 4.8/17.9
C24, M79, Y0, K0
あざやかな赤みの紫

カラーグループ……ビビッドさん。

★memo★
オリンピックを見ながらなんとなくセレクトしました。1ヶ月ほど前のウィンブルドンの決勝でも「マゼンタのトップス着ている女性が多いな…」と覚えたことも係わっているのかもしれません。

調べてみるに、今回のロンドン五輪のロゴマークは発表当初から不評だったとのこと。まぁ、デザインの解釈は一元的にはできるものではありませんので、この経緯はスルーするとして…。

紙面、画面ともにビビッドさんですが、画像を通じてオリンピックカラーを体験しているためか、画面の方がTVの中の色に近いような気がします。けれども、セレクトそのものは紙面を見て決めました。ズバリ近似色だからというよりは、「フゥクシャ・ブルー」の名のとおり、かなりしっかりと紫みを覚える色で、そのため、メダルの帯のパープルや、会場を演出するLED照明までも包括した色のような感じがしたからです。

ビビッドさんのストライクゾーンの色ですが、このようなマゼンタとオレンジレッド、あるいはパープルなどの、暖色系のこってりした配色は、私の好みの1つです。ですから、オレンジや、イエローゴールドなどのトップスに、マゼンタやら紫やらレッドやらがアソートされた、アクセやマフラーをあしらったりもします。

まさにノース・グリニッジ・アリーナの場内のようなカラーリングです。
(この時見ていたのが、体操男子の個人総合だったのです。他のアリーナ等が同じが違うのかは未確認です。スミマセン。)

とはいえ、内村航平選手が金メダルを獲得したこの試合は、今後もいくどか放映されるでしょうから、画質の違いはあれど、シェアできる色見本と言えるのかもしれませんね。

ノース・グリニッジ・アリーナの場内には、さまざまなRP系の色が施されていましたが、壁面がビビッドさん系です。一方で、競技スペースを囲む床面は、若干ブライトさん寄りに見えたりもします。おそらく、周囲の色の影響を受けてのことでしょうから、単独で見れば、やはりクールさんだろうと思いますが。

と、ここまでさんざん「マゼンタ」についてあれこれ綴りながら、実は私が男子体操を見ていて、一番印象に残った色は、朱なのです。日本人選手がはいていたボトムスの色で、確か、ドイツの選手もこの種の色だったような………。

なぜならば、鉄棒や吊り輪のポールの色と、ほぼ同色であったため、倒立技などの時は、スッっと伸びた脚と、ポールとがパラレル現象となり、本当に美しかったのです。

もしかしたらオリンピック以外の大会でも、同様に見られるのかもしれませんが、このようにじっくりゆっくりと体操競技を観戦したのは、今回が初めてでしたので、不勉強を露わにするようですが、こんなことを覚えた次第です。

本日は…
by inluce | 2012-08-06 17:37
『スポットASA』1997年9月号に掲載された文章に加筆しています。

第1回 色彩の世界へようこそ

ちまたではカラーがちょっとした注目株です。
カラー○○・色彩○○といった職業名も増え(かく言う私もその1人ですが)、あれこれとある色彩検定の受験者数はうなぎ昇りです。カラーをセンスアップやリラックスのために活用する人も増えています。また住みよい街づくりのための色彩計画や色彩教育、心のケア、と至る所で色彩への関心が高まっています。

では、なぜ今カラーがそれほどまでに注目されているのでしょうか。世の中は、モノの時代から心の時代へと大きく移り変わりつつあります。そして、迎える21世紀は感性の時代です。その感性、つまり心が色彩を必要としているからです。

私たちは生活に必要な情報の約90%近くを、通常目から入る情報に頼っています。その情報の7割以上が色彩に左右されています。そして私たちの周りに溢れる色は、意識の部分を通り越して無意識の部分(大脳生理学的に言うと脳幹や大脳旧皮質です)に働きかけます。ここは私たちの生命を司る中枢機関ですから、ここに働きかけるということは、生命そのものに影響を与えることになります。

このように色には不思議なパワーがありますから、色彩の意味を知ってカラーを使ったら、私たちの心や身体はもっともっと気持ちよくなり、更に楽しく暮らすことができるというわけです。

今回からカラーとの上手な付き合い方を少しずつお伝えしていきますが、一番大切なことは、1人1人が色彩に心を傾けること。まずは美しいと感じる彩りを見た時に、心から「きれいだなぁ〜」と感じることです。これが第一歩、そこから感性=心も磨かれるのです。

追記
by inluce | 2012-08-05 10:31

茄子紺

DIC N-912
  〜日本の伝統色シリーズより〜

茄子紺

58, 48, 73
3B2D48
2.6P 2.1/4.1
C82, M95, Y52, K37
暗い青紫


カラーグループ:紙面…ビビッドさん / 画面…ビビッドさんorソフトさん

★memo★
「茄子をお裾分けするからね!」と母から言われ「どんなメニューにしようかな…」と、頭の中が茄子モード。で、セレクトしました。

紫色は本当に移ろう色だなぁ…と思います。ムーディーなんですよね。パーソナルカラーシステムでは、紫系はクール系への所属が多いですが、ブライトさんやディープさんの 紫色もちゃんとあります。

これはビビッドさんですね。黒もそうですが、ビビッドさんは、このような色を真夏に着ても決して暑苦しく見えません。むしろ「凛とした」という言葉がぴったりの風情です。

かなり明度の低い色なので、黒やダークグレー、濃紺のように、ボトムスにもってくれば、比較的相手を選びません。けれども、ウォームさんであれば、もう少しこっくりと甘さのある葡萄色のような紫色の方が、やなりウォームカラーには馴染むなぁ、と感じます。

本日は…
by inluce | 2012-08-05 10:08